2014(平成26)年版

 

11月22日 当山火災記念永代経等

 昭和初めの当寺本堂等火災からの復興を記念した永代経と、当寺同心会・婦人会会員の物故者追悼法要ならびに同心会・婦人会主催の報恩講をおつとめしました。この日は12月の寒波到来が全く予想できないような穏やかな気候で、暖房の必要もほとんど感じませんでした。

  ご講師には本年も滋賀県守山市から向井了暢先生においでいただきました。先生のお人柄を通じて、浄土真宗のみ教えが情理を備えたことばとして聞こえてきて、このたびも何度も深くうなづいたことでした。


11月13日〜14日 念仏奉仕団

 京都のご本山へ「念仏奉仕団」に今年も行ってまいりました。今回は第37回。少人数ながら元気に和やかに一泊の参拝旅行をしてまいりました。ご参加の皆さんには誠にありがとうございました。また新たな参加者を募って来年も継続してまいりたいと思います。

 

 


 

9月6日 秋季永代経(戦没者記念追悼法要)

 9月のはじめにしては比較的過ごしやすい本堂で行われました。終戦から69年が過ぎて、戦争を直接に身をもって知る人も本当に少なくなってきました。同時に近頃は平和のための戦争という詭弁が声高に語られるようになってきました。あぶないものです。

 戦没者への追悼はすなわち平和の祈念。まことにささやかなながら、午前のおつとめにさいしてそんなことを参拝の皆様にご挨拶かたがた申し上げたことでした。

 今年のご講師には滋賀県から報恩寺ご住職の鎌田宗雲先生にお越しいただきました。長年にわたり中央仏教学院で教鞭をとられながら多数の御著書を公刊されている先生においでいただき、誠にありがたいことです。広博で深い知識にもとづいて浄土真宗のみ教え、歴史からお内陣のお荘厳にいたるまで、縦横無尽に楽しくお話をいただきました。ぜひまたのご縁をいただきたいものです。

 


8月1日〜6日 お経を習いましょう、7日お楽しみ会(キッズサンガ)

 毎年8月1日からはじまる正信偈(行譜)の練習。例年ならば朝から汗ばむほどの暑さなのに、今年は概して曇天のもと、とても過ごしやすい気温のなかで行事を進めることができました。

 一昨年、昨年に続いて、今年も練習のあとに七高僧の伝記を本願寺出版刊行の絵本をもとにたどらせていただきました。今年は曇鸞大師(5世紀〜6世紀)。この中国の偉大な祖師の誠実なご生涯を毎日少しずつ絵本でたどり、ときには正信偈の関連のご文に言及してもみたのでした。龍樹菩薩の中観の思想を深く学んだ上に天親菩薩の『浄土論』を註釈された曇鸞大師の浄土教理解が、親鸞聖人ないし浄土真宗のみ教えの根底にながれていることを思いつつ、夏の朝のわずかな日々をすごしたのでした。ご参加の皆様、まことにありがとうございました。

 正信偈の練習のおさらい会を別立してお楽しみ会として7年目。前後の6日、8日はともに雨に見舞われましたが、7日の晩は幸いにもほどよい天気に恵まれて、今年もにぎやかに夏の夕べを楽しむことができました。ご協力いただいた親御さん、婦人会の皆さん、まことにありがとうございました。来年もまた楽しい夏の夜を過ごしたいものです。

 

 

 

 


6月27日 第37回善徳寺仏教婦人会総会並研修会

 梅雨の季節とはいえ、比較的過ごしやすい天気に恵まれて今年も当寺の仏教婦人会の総会および研修会を開催しました。研修会のご講師には今回も富田先生においでいただき、やわらかいお話しぶりながら、しっかりと浄土真宗のお念仏の意味についてご講話をいただきました。遠近からご参加の婦人会の皆様、富田先生、ありがとうございました。

 従来、ご参加の皆さんには総会・研修会のあいだ、畳の上にすわっていただいていましたが、今回からは椅子と机による会合。私自身も快適に会合を楽しませていただきました。

日程:

12:30  受付
13:00  1.1.開会式
   1.2. 副会長あいさつ
   1.3. おつとめ(讃仏偈)
   1.4. 住職あいさつ
   1.5. 仏教婦人会綱領と「拝読・浄土真宗のみ教え」唱和
13:25  2.善徳寺仏教婦人会総会
   2.1. 会長あいさつおよび25年度行事報告
   2.2. 同年度会計決算報告
   2.3. 会計監査報告
13:40  休憩
13:50  3.研修会
15:10  4.閉会式
   4.1. 副会長あいさつ
   4.2. 恩徳讃
 4.3. 閉式のことば 
15:20  解散

テーマ: お念仏のこころ
ご講師: 富田祐尊師(大垣市、浄円寺ご住職)
写真記録:

 


 

5月24日 親鸞聖人750回大遠忌法要ならびに本堂改修落慶・住職継職奉告法要

 2009年より始動した本堂改修工事に向けた動きからすればおよそ5年を経て、当山の親鸞聖人750回大遠忌法要事業が完遂され、おかげさまで滞りなくご法要をおつとめさせていただくことができました。これもひとえに総代・役員、法要スタッフ、門信徒の皆様、工事業者の皆様のご理解とご協力によるものです。まことに有り難うございました。また総代・役員・法要スタッフの皆様、会係をしていただいた浄安寺ご住職河野智仁様には前日の準備・リハーサルを含むたびたびの法要準備の会合と当日のご協力をいただき、本当に有り難うございました。さらに記念法話をご快諾いただいた滋賀県正源寺ご住職の三宮亨信先生にはやさしいお話ぶりでご法話をいただき、おかげさまで内実をともなった親鸞聖人750回大遠忌法要とさせていただきました。心よりお礼申し上げます。

行事日程:

時間 内容
9:00 受付開始
9:30 伝達式および感謝状贈呈式
10:30 本堂改修落慶及び住職継職奉告法要
11:10 記念法話
11:40 おとき休憩
12:00 本堂改修事業記録映像鑑賞
12:30 親鸞聖人750回大遠忌法要
13:50 記念法話
14:20 休憩
14:50 記念イベント開始
14:55  演目1: 加納ふるさと太鼓
15:25  演目2: 藤山大樹マジックショー
16:00 風船・歓談
16:30 イベント終了

記念法話: 三宮享信師(滋賀県大津市正源寺ご住職)

写真記録: (安達冨明さん、渡辺智子さん撮影)

   

前日の準備から当日にかけてさわやかな5月の風が吹く絶好の天気に恵まれました。ただし5月後半ともなれば日差しはかなり強くなります。境内は午後のイベントの観覧場所ともなることから、日よけ対策に遮光ネットをかけていただきました。素材が柔らかいので風切り音も全く出ず、かつ遮光率75%のネットの威力は絶大でした。

  

伝達式

  

このたびの当山大遠忌法要等についてご本山より祝辞と記念品が贈られました。伝達者は華陽組組長善福寺ご住職松波正文様。

  

伝達式につづいて改修工事施工業者、当山総代・役員の皆様への会社上の贈呈、そして記念写真の撮影。

本堂改修落慶及び住職継職奉告法要

  

  

親鸞聖人750回大遠忌法要

   

 

 

  

午後の大遠忌法要は宗祖讃仰作法(音楽法要)。まず法要のはじめに浜縁から楽人衆が楽を鳴らしながら本堂に入堂し、外陣に着座されます(写真左)。それから向拝・境内に待機されていた皆さんが入堂、外陣中央に進んで献灯・献花。その後内陣奥から諸僧入堂、法要の開始と相成りました。午前・午後の法要とも、境内設置の席でお参りの方もおいででした。

記念イベント

 加納ふるさと太鼓保存会のみなさんによる太鼓演奏と藤山大樹さんによるマジックショー

  

  

イベントの始めは小・中学校の子供さん方による演奏。唐戸を閉めた本堂を背後に、よく訓練された太鼓が迫力をもって演奏。その後に大人のメンバーによる躍動的な演奏。お世辞抜きに見応え・聞き応えのある演奏に、観客の皆さんから大きな拍手が起こりました。

  

  

二つ目の演目は、東京からお越しいただいた藤山大樹さんによる和風マジックショー。手妻とよばれる伝統的な和風マジックに、観客の皆さんと共に驚き、笑い、しばし時間を忘れました。

 厳粛な法要につづいてイベントをさせていただいたのは、ひとつにはこの大遠忌法要のご縁を、当山ご門徒の皆さんのみならず、地域周辺の皆様にもご参加いただけるようなものにしたいという願いによるものでした。実際に法要をさせていただいて、お寺を開くことの意義と楽しさを感じた次第です。皆さんの笑いで終わらせていただいて、とても疲れましたが、本当に楽しい法要でありました。おかげさまです。

 


2月下旬〜4月下旬 境内歩道造設・山門および塀補修工事

「砂利の敷かれた境内を音を立てて歩くのが好きなんです」と言っていただける方々も多いのですが、足腰に不安のあるときに砂利の上を歩くのはやはり負担です。この機会に有限会社無為自然さんに歩道を造設していただきました。また痛みの激しい山門と塀については中島工務店さんに最小限の応急補修工事をしていただきました。

 境内歩道造設工事

 

 

   

 

境内歩道については、砂利石をのけて整地、鉄筋を敷いた上にコンクリート、洗い出しの化粧をしていただきました。裏口から境内へのアプローチにそっては竹垣が。

山門補修工事

 

 

山門まわりの塀については、基礎となる土台の木が朽ちてへしゃげていたので、それを入れ替えるという荒技。山門部分には火打ち梁と筋交いで構造補強。

 

水洗いをしていただいて生々しく露わとなったのは、昭和3年の火災による焦げ跡。
 
防腐も兼ねて黒く塗装。黒門のお寺となりました。山門の道路側の次号を入れた石標などが建っているスペースについては無為自然さんにやはり洗い出しの化粧と竹の囲いを。設計士の高橋建築工房さんには、低予算の中で、このあたりの旧中山道に施された道路の化粧と境内の歩道との調和を考えていただきました。  

1月4日〜7日 当山報恩講(含準備)

 
ご絵伝第四幅第一段、箱根権現:中央は箱根権現の神官が親鸞聖人一行を招いている場面。左上は平太郎が京都の親鸞聖人をたずねてきた場面
 

 2014年の年末から年始にかけて岐阜はまったく穏やかで、雪の心配をまったくすることもなく報恩講をおつとめすることが出来たのはちょっと記憶にないほど。改修工事を終えたご本堂でこんなにゆったりと報恩講をお勤めをさせていただけるとは、一年前には想像もつかなかったことでした。 

 今年も三が日が過ぎて早々に4日から準備をしていただき、役員の方々には誠に有難うございました。またお参りいただいた皆さん、有難うございました。また本年はご講師に大阪市から大野孝顕先生をお迎えすることが出来ました。誠に有難うございました。大野先生には今回も堂内を笑いに沸かせながら、浄土真宗のみ教えをわかりやすく、またあたたかにお話しいただけました。後日お定飯(月忌参り)などにご門徒の皆さんのお家にうかがって、「あの先生のお話はよかった。楽しかった。よくわかった」と言っていただけるのは本当にうれしいことです。

 なおこの報恩講記録をまとめるのにずいぶん遅くなってしまいました。記してお詫び申し上げます。

 

行事次第:

1月4日午前 報恩講準備 お華束づくり
  5日午前   〃     お華束づくり、幕張り、おとき準備、他
  6日終日 報恩講当日
          10時 勤行・布教
          12時 お斎(食事)
          13時  御伝抄拝読・勤行・布教
          18時 勤行・布教
  7日午前・午後 報恩講
          10時 勤行・布教
          12時 お斎
          13時半 勤行・布教

ご講師: 大阪教区大阪北組正宣寺ご住職 大野孝顕師

写真記録:

報恩講準備(4日〜5日)

 

 

 

 

 

報恩講当日(6日〜7日)

 

 なお写真記録については、このたびも安達冨明さんにご協力をいただきました。誠に有難うございました。

 


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