2002(平成14)年版

 


7月1日:第26回善徳寺仏教婦人会総会ならびに研修会

 朝から雨が心配される梅雨空のもと、おかげさまで今年も年に一回の善徳寺仏教婦人会を催すことが出来ました。さいわい雨は降らず、湿気はあるものの気温は例年ほどに上がらず、比較的過ごしやすいなかで会が行われました。
 例年通りの婦人会総会のあと、今年は「本願に出遇う」をテーマに、無量寿経の内容、とくに念仏往生を説く第十八願について、私が本願に出遇うということ、などについて研修が行われました。

テーマ 本願に出遇う
御講師 
巖后範之師(岐阜市蔵前、願照寺様)
プログラム

10:30 受付
10:40 1.開会式
       1.開式のことば
       2.勤行(敬礼文・三帰依・念仏・さんだんの歌)
       3.住職あいさつ
       4.仏教婦人会綱領唱和
11:00 2.善徳寺仏教婦人会総会
       1.会長あいさつ及び13年度行事報告
       2.会計ならびに経過報告
       3.会計監査報告
11:25 …………休憩…………
11:30 3.研修会
       1.浄土真宗の仏事(本願に出遇うご縁としての仏事)
       2.ビデオ(無量寿経)
12:15 …………昼食・休憩…………
12:55   3.仏教讚歌
13:00   4.講話「本願に出遇う」巖后範之師
14:30   5.話し合い
14:50 4.閉会式
       1.会長あいさつ
       2.恩徳讃
       3.閉式のことば
15:00 解散

「子供は作るものではなく、仏さまから授かるものではないでしょうか。」「私の好きな歌に、『ありがたや 弥陀と私は松葉かな』というのがあります。私たちは、何があっても見捨てないという阿弥陀さまのご本願を聞かせていただき、また伝えたいものです。」−−御講師の巖后先生には、ご自身の浄土真宗との出遇い、ご家族のことなどを楽しくお話しいただきながら、浄土真宗の教えをわかりやすくご講話いただき、ありがとうございました。
 ときには笑いながら、和気あいあいのなかで浄土真宗のみ教えを聞いていただける機会として、また来年も当寺仏教婦人会総会並びに研修会に、おいで下さい。


1月4日〜1月7日 当山報恩講

 本年は1月3日に岐阜市内でも30cmにならんとする大雪が降り、雪に足をとらわれがちの中で報恩講が営まれました。さいわい6日は天候に恵まれ、陽が差す比較的暖かな日になりましたが、それでも行事中はついに残雪の消えることはありませんでした。足元が悪く寒さ厳しき中、報恩講の準備をしていただいたご門徒の方々、御参拝の方々、どうもありがとうございました。
 *今年は布教師として、滋賀県より那須野浄英先生にお越しいただき、お世話になりました。

行事次第

1月4日午前 報恩講準備 お華束づくり
  5日午前   〃     お華束づくり、幕張り、おとき準備、他
  6日終日 報恩講当日
          10時 勤行・布教
          12時 お斎とき(食事)
          13時半 勤行・布教
          19時 勤行・布教
  7日午前・午後 報恩講
          10時 勤行・布教
          13時半 勤行・布教

写真記録

4日:お華束作り1

5日:お華束作り2
5日:おとき準備 6日:報恩講当日、受付風景
6日:夜の法座から

「どんな日暮らしをしている人でも、人としての苦悩はなくなることはありません。しかしこの苦悩を苦悩あればこそと喜べる世界が浄土真宗のみ教えを聞くことによって開かれるのです。私たちは命終わることが尊いことであるという世界を聞かせていただくのです……」
「お釈迦さまの『教え』と、阿弥陀さまの『行』をそのままいただくことが『信』です……」
 那須野先生には、蓮如上人の「領解文りょうげもん」を題材に、浄土真宗のみ教えの肝要をわかりやすく、しかも深く御講話いただき、まことにありがとうございました。
 一日が、一週間が、一月が、一年が、本当に矢のように過ぎてゆく今日です。そうであればこそ、法を聞き、法に遇わせていただくことを大切にしていただきたく思います。

 


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