ぜんとくじひろば
2008(平成20)年版
12月16日 善徳寺報恩講参拝のご案内をPDFファイルで掲載しました。ここをクリックしてご覧下さい。来年一月六日七日の当山報恩講に、どなたもおいで下さい。
6月27日 第32回善徳寺仏教婦人会総会並びに研修会
この日はずいぶん過ごしやすくて、本堂で座っているかぎりはさほど汗をかかずに過ごせましたね。とはいえ、開会前の会場設営や、お寺においでいただく道中はやはり暑いもの。冷たいお茶がやはりうれしい一日でした。役員の方々、ご参加の方々にはどうも有り難うございました。本年は高木格英先生に節談説教を聞かせていただきました。貧しいながらも篤信の平太郎夫婦のお話を熱心にかつわかりやすく語っていただき、しばし時を超えて親鸞聖人の時代に心を向けることができました。高木先生にはお忙しい中、誠に有り難うございました。
2008(平成20)年度第32回善徳寺仏教婦人会総会並研修会
テーマ み教えにであいましょう
講師 高木格英師(三重県)
プ ロ グ ラ ム
10:30 受付
10:40 1.開会式
1. 開式のことば
2. 勤行(讃仏偈)
3. 前住職あいさつ
4. 仏教婦人会綱領(唱和)
11:00 2.善徳寺仏教婦人会総会
1. 会長あいさつおよび19年度行事報告
2. 会計決算報告
3. 会計監査報告
11:25 ……………休憩………………
11:40 3.研修会
1. 仏教讚歌
2. 浄土真宗の心得: お定飯の心得
12:10 …………昼食・休憩…………
13:00 4. 布教 高木格英師
14:45 5. 質疑応答
14:55 4.閉会式
1. 会長あいさつ
2. 恩徳讃
3. 閉式のことば
15:00 解散
一枚の着物を使い回して、かわるがわる親鸞聖人のもとへお聴聞にいった平太郎夫婦。次回は大事なところをお話しされるというので、どちらも次は私が聴聞に行きたいと譲らない。思案のすえに平太郎夫婦がとった策は、着物を着た平太郎がつづらに入った裸同然の妻を運んで二人して聴聞に参ることだったが……
高木先生には笑いをまじえつつ熱の入った「語り」をしていただき、本当にありがとうございました。
1月4日〜7日 当山報恩講(含準備)
当寺蔵「親鸞聖人ご絵伝」より: |
2007年の大晦日から2008年の正月三が日は、ここ数年の傾向とは異なって私にはやや寒く感じられました。星空の下での除夜の鐘は寒風が少々身にこたえ、翌日の元日は当地では一時的に雪が舞うような一日でありました。けれどもそのおかげでしょうか、今年の報恩講は雪の心配をすることもなく、概しておだやかな天気にめぐまれたのでした。とはいえ、特に七日は曇りがちで、本堂に坐っているとやはりそれなりに寒かったですね。そんななかで、本年も各地より報恩講にご参詣いただいた皆様にはまことにありがとうございました。本堂に集うお一人お一人の顔を拝見しながら、それぞれによくおいでいただいたと、有り難く思ったことでした。また役員の皆さんには四日の準備から七日の報恩講の終わりまで、本当にお世話になり、ただただ感謝申し上げるばかりです。ありがとうございました。また本年は大阪府泉南市より佐々木徹生先生においでいただきました。佐々木先生には二日間にわたって熱心にご法話をいただき、誠に有り難うございました。おかげさまで今年も充実した報恩講となったことを、うれしく、そしてありがたく思ったことです。どうか次のご法縁にも、どなたも足を運んでくださいますよう。再会をよろこびつつ、ともに聴聞し、お育てをいただきたいものです。
行事次第:
1月4日午前 報恩講準備 お華束づくり
5日午前 〃 お華束づくり、幕張り、おとき準備、他
6日終日 報恩講当日
10時 勤行・布教
12時 お斎とき(食事)
13時半 勤行・御伝抄拝読・布教
18時 勤行・布教
7日午前・午後 報恩講
10時 勤行・布教
12時 お斎
13時半 勤行・布教
写真記録:
4日〜5日:報恩講準備(お華束づくり、おとき準備、幕張り、会場設営、内陣荘厳など)
4日:お華束づくり
本年も早々にお華束づくりから
報恩講の準備にとりかかって
いただきました。5日:玄関の幕張
5日:おとき準備 |
5日:穏やかな陽射しの下、本堂の幕張も |
5日:お華束などの内陣のお飾りも終わり、 |
6日〜7日:報恩講当日
大阪泉南市安楽寺ご住職、佐々木徹生師 |
6日午後の法座より |
「当流のお念仏は、助けてくださいのナンマンダブではありません。『かならず救う、われにまかせよ』の阿弥陀さまの呼び声を聞かせていただく、阿弥陀さまの救いを確認させていただく唯一の仕方がお念仏なのです。……」
「親鸞聖人が、
『たとい大千世界に みてらん火をもすぎゆきて
仏の御名をきくひとは ながく不退にかなうなり』(浄土和讃)(たとえ燃えさかる火が、全宇宙を覆うようであっても、ものともせずくぐり抜けて、阿弥陀仏のみ名を聞こうと努め、聞くことができた人は、かならず成仏が決まった人となる。)(真継伸彦現代語訳)
とおっしゃられたのは、つまり、『命より大事なものに、いったん出遇いなさいよ』と申されたかったのではないでしょうか。『そうすれば、あなたの命の尊さにもっと気づくことでしょう』と。……」(佐々木師ご法話より趣意抜粋)
『歎異抄』第二条のお話、『正信偈』のこころなど、佐々木先生には笑いとともに浄土真宗のみ教えの要点をほんとうに熱心に説いていただき、まことにありがとうございました。本堂での力強く堂々としたお話ぶりを通して、また浄土真宗の魅力を新たに知らせていただいた二日間でありました。またのご縁を頂けることをご門徒の皆様とともに楽しみにしております。
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