報恩講特集(続)
(浄土真宗本願寺派法性山善徳寺2001年度報恩講記録)
1月6日〜7日 報恩講当日
報恩講当日の朝。受付の方々 |
勤行が終わると、布教使による布教(お説教)が始まります。今年度は福田正朗師(滋賀県彦根市)においでいただき、法話を聞かせていただきました。
「ハワイの島々はそれぞれ別個に存在しているようだけれども、海の中に潜れば互いにつながっている。同様に、人と人も、それぞれ別個に生きているように見えるけれども、見えないところで互いにつながり合っているのです。この見えないつながりを説くのが仏教であり、真宗なのです」(6日夜の法話より)
ハワイで開教使のご経験を持ち、インドにもたびたび行かれる福田師には、その豊富なご経験を交えて、浄土真宗の教えとは何か、信心をいただくとはどういうことかなど、浄土真宗の肝要をわかりやすくお話しいただきました。
6日昼のお斎風景。午前の おつとめ、布教が終わると、 参詣いただいた方に昼食を 摂っていただきます。これが なかなか美味であります。 |
お斎の献立。左上からあぶら揚げの煮物、大根と人 参のなます、ほうれん草のおひたしと沢庵漬け、ひじ き、ご飯、白味噌のみそ汁。お斎独特の精進料理を いただくことも、報恩講の楽しみの一つです。 |
6日夕、夜の法座の前。お世話方への慰労会風景。 お酒が入ります。 |
7日午後の法座より。浄土真宗の信心について、平座 で話し合いがもたれました。 |
底冷えを感じる季節でありながら報恩講にお参りいただいた方々、お世話方の皆さん、そして布教使の福田師にはどうもありがとうございました。おかげさまで今年の報恩講も無事勤め上げることが出来ました。また来年、どなたもぜひ報恩講にお参りいただき、聞法していただきますよう。
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